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| 時々、避難訓練では帰宅困難者の訓練が行われることがあります。 大規模災害で交通機関がマヒした場合、 家に帰るための訓練ですが、 こうした災害時には無理に家に帰らず、 最寄りの避難所を目指すことも選択肢として考えておきます。 家までそれほど遠くない場合はともかく、 ある程度の距離があるときは、 無理に帰ろうとするとかえって危ない場合もあります。 そんなときは避難所で交通機関や周りの状況が落ち着くまで過ごし、 家族に連絡を入れてから帰ったほうが安全です。 災害の規模が大きく情報が錯綜していたり、 地震による地割れなど道路事情が良くない時は、 落ち着いて迂回路などの正確な情報を仕入れてからでも、 帰るのは遅くありません。 一刻も早く帰りたいのは分かりますが、 二次災害に遭わないとも限りませんので、 我慢して帰路の安全を確保してから帰りましょう。 バスなどの公共交通機関があれば利用しますが、 道路事情や燃料などの理由で終点まで行かずに、 途中までしか行かない可能性もあります。 そんなときもしっかりと正しい情報を得る努力をしましょう。 自分が行く方向から来た人がいれば話を聞かせてもらってもいいでしょうし、 もし使えればSNSなども使います。 災害虹は都市部などで大量の帰宅困難者が出ると予想されます。 そういう時には慌てずに常に安全を確保しながら行動しましょう。 |